会計ビッグバン!まだ続いているの?

会計
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<記載日:2025年5月18日>

前回、前々回とやってきましたインボイス制度の導入や電子帳簿保存法の改正だとかは、税法の改正です。

https://note.com/embed/notes/n72503c1ad7b0

税法以外にも、事業をされている方や経理の仕事をしている方にとっては、会社が作成する会計帳票に関するルールとしての会計基準(会計に関する法律みたいなもの)の改正にも気を付けておかないといけません。

これがね…
大変なんですよ…..。
「会計ビッグバン」とか言って、1990年代の後半から改正につぐ改正…。
私は、大学生時代に公認会計士を目指して勉強していたんですけど…その時に覚えた会計知識なんて、木っ端微ですよ…。
まあ、大して勉強してなかったですけどね…。

ということで…
ここからは、いつものごとく、めっちゃザックリ説明します。
(厳密には違っている部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。)

なんで、こんな事(改正につぐ改正)になったのか?
→それは、国際的に使われている会計基準、IFRS って言うんですけどね…それと日本の会計基準は違う部分が多いので、IFRSに近づけよう…グローバル化の時代ですしね….
ということで大改革が行なわれたわけです。

今でも改正はあるの…?
→あります!
結構、大きな改正がありますよ…。
令和になってからでも、
売上なんかの収益を、いつ、いくらで計上するのかを改正した「収益認識基準」…
会社が投資とかのために持っている金融商品なんかをいくらで評価するのかを改正した「時価算定基準」…
結構、大変ですよ…。
具体的な内容を知りたい方は、こちら↓

『収益認識基準』

https://www.asb-j.jp/jp/wp-content/uploads/sites/4/ikan_20240701_36.pdf

『時価算定基準』

https://www.asb-j.jp/jp/wp-content/uploads/sites/4/ikan_20240701_37.pdf

(こんなの見せられたって、よく分からないですよね…具体的な内容は、また、機会があれば、改めてさせていただきます。)

でもね…
まだ、あるんですよ…。
2027年度から始まる「リース会計基準」の改正です…。
この改正は、会社によっては、結構、大変ですよ…。

そもそも「リース会計基準」って何ぞや?
→「リース」の中には、毎月の支払いの合計が新品を買うのと同じくらいになるものがあるんですよね。
リースしている長さが耐用年数と同じくらいだったり…
リース期間が終わったら、自分のものになったり…。
それって、ローンで買ったのと同じですよね…。
だったら、そのリースについては、リース料みたいな「費用」ではなく、その「資産」を取得したものとして会計処理してくださいよね…というもの。

「リース会計基準」の何が改正になったのか?
→上記みたいに取得したのと同じようなものでなければ「費用」(リース料)として会計処理(その年度に一括で費用に計上)をしてきた訳ですが…
改正後は、すべてのリースは「資産」を取得したものとして会計処理(一括で費用にするのではなく、減価償却をして、何年かに分けて費用化しなさい…とか)をしなさい!
というふうに変わりました!

思いっきりザックリと書いていますので、具体的な内容を知りたい方は、こちら↓をご覧ください。

企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」等の公表       |企業会計基準委員会企業会計基準委員会,サステナビリティ基準委員会,財務会計基準機構,修正国際基準,ASBJ,FASF,SSBJ,JMISwww.asb-j.jp


この改正によって、どんな影響があるのか?
→長くなってきているので、次回、書かせていただきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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