2026-02

政策

給付付き税額控除が「何度も議論されてきたのに実現しなかった理由」

消費税減税と並んで、今回の「国民会議」で再び議論の俎上に載るとされているのが「給付付き税額控除」です。この制度は決して新しい発想ではなく、実は10年以上前から日本でも繰り返し検討されてきました。それにもかかわらず、これまで実現には至っていま...
政策

首相が打ち出した「消費税減税」と国民会議――何が決まり、何がこれから議論されるのか

衆院選の結果を受けて、第2次高市内閣が発足します。今回の選挙で与党が衆院の3分の2を超える議席を確保したことで、消費税減税や憲法改正といった重要政策が、これまで以上に現実的な政治日程に乗ることになりました。中でも注目されているのが、「食料品...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑩ 今回の改正が示す「これからの税制」の方向性 ― 全体総括 ―

これまで全9回にわたり、2026年度税制改正大綱の主な内容をテーマ別に整理してきました。所得税、住宅、資産形成、不動産、暗号資産、企業向け税制、自動車関係諸税と、多岐にわたる改正が盛り込まれていますが、個々の制度を並べて見るだけでは、今回の...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑨ 自動車関係諸税はどう変わるのか ― 環境性能割・軽油引取税の見直しが意味するもの ―

自動車に関する税負担は、取得時、保有時、利用時のそれぞれの段階で課されており、家計や事業活動に継続的な影響を与えています。2026年度税制改正大綱では、こうした自動車関係諸税について、制度の簡素化と政策目的の整理を進める改正が盛り込まれまし...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑧ 設備投資・研究開発・賃上げ税制はどう見直されたのか ― 「成長投資」をどう後押しするか ―

2026年度税制改正大綱では、個人向けの所得税や資産形成だけでなく、企業活動に関わる税制も大きな柱として位置づけられています。とくに、設備投資、研究開発、賃上げに関する税制は、「強い経済」の実現に向けた政策手段として整理されました。本稿では...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑦ 暗号資産課税はどう変わるのか ― 分離課税と損失繰越が示す転換点 ―

暗号資産に関する税制は、これまで「分かりにくい」「使いにくい」という指摘が多くありました。とくに個人にとっては、利益が出た年だけ税負担が重くなり、損失が出た年には救済がないという点が、制度上の大きな特徴でした。2026年度税制改正大綱では、...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑥ NISAはどう変わるのか ― 未成年口座と運用ルール見直しの意味 ―

資産形成をめぐる税制の中で、NISAはすでに多くの人にとって身近な制度となっています。2026年度税制改正大綱では、このNISAについて制度の枠組みそのものに関わる見直しが行われました。今回の改正は、非課税枠の拡大や期間延長といった「使いや...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む⑤ 不動産・土地税制はどう見直されたのか ― 売却・建替え・マンション再生の整理 ―

住宅ローン控除が「取得時」の税制であるのに対し、不動産・土地税制は「売却」や「建替え」、「再生」といった局面で影響が表れます。2026年度税制改正大綱では、こうした不動産・土地に関する税制について、延長と見直しが同時に行われています。一見す...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む④ 住宅ローン控除はどう変わったのか ― 延長・要件強化・注意点の整理 ―

住宅ローン控除は、個人にとって最も影響が大きい税制優遇の一つです。住宅取得という人生の大きな選択に直結する制度であるため、毎年の税制改正の中でも関心が高い分野といえます。2026年度税制改正大綱では、住宅ローン控除の適用期限の延長が行われる...
税理士

2026年度税制改正大綱を読む③ 中低所得者への配慮はどう変わったのか ― 特例措置と所得要件の見直し ―

2026年度税制改正大綱では、基礎控除や給与所得控除の見直しに加えて、中低所得者への配慮を目的とした特例措置や所得要件の引上げが数多く盛り込まれています。これらは一見すると細かな調整に見えますが、実際には扶養の判定や各種控除の適用可否に直結...