2025-12

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役員退職金と新NISA― 受け取り方と出口戦略をどう設計するか ―

社長や役員にとって、役員退職金は老後資金の中核をなす重要な資金です。一方、新NISAは運用中の非課税制度として注目されがちですが、本当の価値が問われるのは「取り崩す段階」、いわゆる出口戦略にあります。本稿では、役員退職金の受け取り方を整理し...
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社長・個人事業主のための新NISA・iDeCo・退職金制度の使い分け

新NISAの拡大は、会社員だけでなく、社長や個人事業主の資産形成にも大きな影響を与えています。一方で、経営者層にはiDeCoや退職金制度など、立場に応じた選択肢が存在します。ただし、会社員とは異なり、社長や個人事業主は「制度を自分で設計する...
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新NISA・iDeCo・退職金― 資産形成制度はどう使い分けるべきか ―

新NISAの利用が2年目を迎え、個人投資家の投資額は拡大を続けています。一方で、資産形成制度としては、新NISAのほかにiDeCo(個人型確定拠出年金)や、企業を通じて積み立てられる退職金制度も存在します。本稿では、新NISAの特徴を整理し...
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新NISA2年目の実像― インフレ時代の資産形成はどこへ向かうのか ―

2024年に始まった新しいNISA制度は、開始からまもなく2年目を迎えました。日本経済新聞によると、2025年のNISA口座を通じた個人投資家の購入額は約12兆6,000億円と、前年より7%増加しています。3%前後のインフレが定着しつつある...
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住宅の金融化が社会に残したもの― 住まい・家計・世代間格差を貫く構造を整理する ―

住宅価格の高騰、住宅ローンの長期化、若年層の住宅取得困難、高齢期の住まい不安、世代間格差の拡大。これらは一見すると別々の問題に見えますが、実際には「住宅の金融化」という一つの流れの中で連動して生じてきました。本稿では、これまでのシリーズで扱...
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税制は世代間格差をどう補強してきたか― 住宅・相続・所得から見える構造的ゆがみ ―

日本では、世代間格差の議論というと「若者の所得が伸びない」「高齢者が優遇されている」といった表現で語られることが少なくありません。しかし、世代間の差を固定化・拡大してきた要因は、賃金や雇用だけではありません。住宅、相続、所得に関する税制は、...
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住宅の金融化と世代間格差― 若年層と相続世代の分断はどこから生まれたのか ―

近年の住宅市場では、「買える人」と「買えない人」の差が急速に広がっています。住宅価格の高騰はすべての世代に影響しますが、その影響の現れ方は世代によって大きく異なります。若年層は住宅取得のハードルに直面する一方で、相続世代は既に保有する住宅や...
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住宅の金融化と家計リスク― 退職金と相続が「住宅問題」に組み込まれる時代 ―

日本の住宅取得は、かつて「貯蓄をもとに家を買う」行為でした。しかし現在では、住宅は長期・高額のローンを前提とした金融商品となり、家計は数十年にわたる債務関係に組み込まれています。この住宅の金融化は、現役期の家計だけでなく、退職金の使途や相続...
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高齢期の住まいと年金・持ち家政策―「家を持てば老後は安泰」という前提は成り立つのか―

日本では長らく、「高齢期までに持ち家を取得し、住宅ローンを完済すること」が生活の安定につながると考えられてきました。年金だけでは家賃を払い続けるのは難しいため、老後は持ち家で暮らすのが合理的だという発想です。しかし、住宅価格の高騰、ローンの...
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住宅確保をどう支えるか― 金融頼みの持ち家促進からの脱却を考える ―

首都圏を中心に住宅価格の高騰が続いています。東京23区の新築マンション価格の中央値は約9,000万円に達し、一般世帯の所得水準からみて取得のハードルは著しく高くなりました。新築を断念した世帯が中古住宅や賃貸住宅に流れ、その結果として中古価格...