2025-12

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<シリーズ第2回>税務署は名義預金をどう見抜くのか──相続税調査で確認されるポイント

前回は、名義預金とは何か、そしてなぜ相続税で問題になるのかという基本的な考え方を整理しました。名義ではなく実質を見るという原則を理解すると、次に気になるのは「税務署は具体的に何を見て判断しているのか」という点ではないでしょうか。相続税調査で...
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相続税調査で必ず問われる「名義預金」とは何か──110万円贈与と実質課税の考え方

相続税の税務調査において、ほぼ例外なく確認される論点の一つが名義預金です。預金通帳の名義が子や孫になっていても、その預金が本当にその人の財産なのか、それとも被相続人の財産として相続税の対象になるのかは、調査の現場で厳しく検証されます。特に多...
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長期金利の終着点をどう読むか――「2%超え」に慌てないための視点

2025年12月、日銀は政策金利を0.75%へ引き上げました。これにより10年国債利回りは2%を超え、およそ四半世紀ぶりの水準に達しています。「長期金利が制御不能になるのではないか」「国債の買い手はいなくなるのではないか」といった声も聞かれ...
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日銀ETF政策は市場に何を残したのか――購入の検証から見える「売却」の本当の論点――

日本銀行が保有する上場投資信託(ETF)の売却が、いよいよ現実的な政策課題として浮上しています。日銀は2026年以降、100年以上かけて慎重に売却を進める方針とされていますが、その背景には「市場をかく乱しない」ことへの強い警戒があります。で...
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ゴールド市場の変化――「古い資産」が主役に戻った理由

2025年、金(ゴールド)価格は歴史的な水準に達しました。国際市場では1トロイオンス4000ドルを超え、国内でも金小売価格が1グラム2万円台に乗せています。かつては危機時の避難先と位置づけられてきた金が、いまや若い世代を含む幅広い投資家に選...
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銀価格が原油を逆転した年――中国の脱炭素とデフレが映す構造変化

2025年の国際商品市場では、これまで常識とされてきた価格関係が大きく揺らぎました。象徴的なのが、銀価格が原油価格を上回ったという出来事です。銀1トロイオンスの価格が、原油1バレルの価格を超える水準に達するのは1980年以来、実に45年ぶり...
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診療報酬3%改定と高額療養費見直しが示す医療財政の現実

2026年度の診療報酬改定は、医療従事者の人件費などに充てられる本体部分が3.09%引き上げられ、全体でも2.22%のプラス改定となりました。診療報酬の本体が3%を超えるのは約30年ぶりです。一方で、同時に議論されてきた高額療養費制度の見直...
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マンション建て替え・改修を後押しする税優遇の見直し― 2026年4月、「40平方メートル以上」への要件緩和が意味するもの ―

老朽化が進む分譲マンションの再生は、これからの日本社会にとって避けて通れない課題です。築40年を超えるマンションが急増する一方で、区分所有者の高齢化や資金負担の問題により、建て替えや大規模改修が進みにくい現実があります。こうした状況を受け、...
効率化

2026年、日本経済はAI投資で生き残れるのか――マネーが日本に突きつける静かな決断

2025年、日本の株式市場は歴史的な局面を迎えました。生産性の国際順位が低迷する一方で、日経平均株価は未踏の水準に達し、海外マネーは日本株を大量に買い越しました。この「実体経済と株価の乖離」は、偶然ではありません。世界の投資家は、日本に対し...
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中古住宅の選び方 見落とされがちな「修繕費」と資金計画の考え方

中古住宅の購入を検討する際、多くの人がまず気にするのは「購入価格」や「立地」、「間取り」です。しかし、実際の暮らしが始まってから家計に大きな影響を与えるのは、購入後に発生する修繕費です。特に築年数が進んだ住宅では、修繕は避けて通れません。戸...