2025-12

政策

年金インデクセーションの「機能不全」が残した課題

2004年改革によって、日本の公的年金制度は「人口構成の変化を自動的に調整に反映させる」方向へ大きく転換しました。賦課方式を基盤としたうえで、賃金・物価・人口のインデクセーション(調整)を組み合わせた多層的な仕組みは、制度全体の持続性を高め...
FP

会社員こそ「自分で税金を申告する」時代へ 年末調整の役割と限界を改めて考える

日本では、多くの会社員が1年の所得税を勤務先の年末調整で完結しています。会社が従業員の税金を調整し、控除の計算から納付・還付まで一括して処理するため、会社員はほとんど手続きを意識せずに済んでいるのが現状です。しかし、国際比較やプライバシー保...
FP

働き方改革の現在地 量から質へ、働き方はどこまで変わったのか

2019年に働き方改革関連法が施行されてから、企業や働く人たちを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。少子高齢化による労働力不足、働き手の価値観の多様化、長時間労働を背景にした過労死問題など、従来の「昭和型の働き方」が抱えていた課題が顕在...
税理士

小さくても勝てる中小企業へ― 崩れるピラミッド構造と「脱・下請け」の条件 ―

日本の産業構造は長く“大企業を頂点とするピラミッド型”で成り立ってきました。部品製造や加工を担う中小企業が土台を支え、大企業の要求に応じて価格や納期が決まる構造です。しかし、2025年現在、このピラミッドは急速に揺らぎ始めています。金利上昇...