FP

英ポンドが17年半ぶり高値をつけた背景をどう読むか――円安だけでは説明できない国際マネーの動き

2026年年初の為替市場で、英ポンドが対円で大きく値を伸ばしました。一時は1ポンド=212円台前半まで上昇し、これは2008年8月以来、およそ17年半ぶりの水準です。円安が続いているとはいえ、今回の動きは「円が弱いから」という一言では片付け...
政策

役割を果たせなかった党税調――2026年度税制改正をどう評価するか

税制改正は、毎年の予算編成の中でも国民生活に最も直接的な影響を与える政策分野の一つです。とりわけ所得税や消費税、エネルギー課税などは、家計や企業活動に即座に影響します。本来、税制は公平・中立・簡素という三つの原則に基づき、安定的な財源を確保...
FP

配当利回りが長期金利を下回った意味をどう読むか― 株高・金利高時代の投資判断の軸 ―

2026年1月、株式市場で象徴的な出来事が起きました。東証プライム市場全体の予想配当利回りが、新発10年物国債利回りを下回ったのです。これは2008年以来、約17年半ぶりの逆転とされます。配当利回りと長期金利の関係は、株式と債券のどちらが相...
FP

円高シナリオは現実味を帯びるのか― 2026年初の為替市場を読み解く ―

2026年の為替市場は、年初から「円安一辺倒ではない」という空気が広がりつつあります。年末には1ドル=160円を視野に入れる見方もありましたが、実際の相場は安値を更新できず、円は下値の堅さを見せています。為替介入への警戒、年初にトレンドが転...
FP

伊藤忠商事は「バフェット後」も選ばれるのか― 利益成長と株主還元、その両立戦略を読み解く ―

日本株の中でも象徴的な存在となった総合商社。その中で、近年ひときわ注目を集めてきたのが伊藤忠商事です。米投資会社バークシャー・ハザウェイによる出資、いわゆる「バフェット・マネー」の流入をきっかけに、市場の評価は大きく変わりました。しかし20...
FP

日米欧株がそろって最高値を更新する背景 防衛・エネルギー・AIに向かう膨張マネーと相場の持続性

2026年に入り、日米欧の主要株式市場がそろって最高値圏に入りました。地政学リスクが意識される局面でありながら、株式市場はむしろ強さを増しています。背景には、世界的な金融緩和を通じて積み上がった膨張マネーの存在と、その資金が向かう投資テーマ...
効率化

フィジカルAI実用時代の到来――ヒト型ロボットが変える産業と社会

生成AIの進化は、文章作成や画像生成といったデジタル空間にとどまらず、現実世界へと広がり始めています。その象徴が「フィジカルAI」です。フィジカルAIとは、人工知能がロボットや車両などの物理的な「体」を持ち、自律的に動作・判断する技術を指し...
起業

法人形態の選び方・完全整理 株式会社か合同会社か、起業から成長までの判断軸

起業時の法人形態の選択は、その後の経営の自由度や負担、将来の選択肢に大きく影響します。株式会社と合同会社は、どちらが優れているという単純な関係ではなく、事業のフェーズや経営スタイルによって向き不向きが分かれます。近年は、合同会社から株式会社...
起業

起業時に株式会社を選ぶべきか 最初から株式会社にすべきケース/すべきでないケース

起業時の法人形態として、株式会社と合同会社のどちらを選ぶかは、その後の経営の自由度や負担に大きな影響を与えます。とくに近年は、合同会社から株式会社へ移行する選択肢が一般化したことで、「まずは合同会社で様子を見るべきか」「最初から株式会社にし...
起業

合同会社から株式会社へ 移行すべきタイミングはいつか、その見極め方

起業時に合同会社を選択し、事業が成長した段階で株式会社へ移行するという設計は、現在では珍しくありません。設立コストや運営の柔軟性を重視しつつ、将来の選択肢を残すという意味で、合理的な戦略です。一方で、「いつ株式会社にすべきか」という問いには...