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新NISA・iDeCo・退職金― 資産形成制度はどう使い分けるべきか ―

新NISAの利用が2年目を迎え、個人投資家の投資額は拡大を続けています。一方で、資産形成制度としては、新NISAのほかにiDeCo(個人型確定拠出年金)や、企業を通じて積み立てられる退職金制度も存在します。本稿では、新NISAの特徴を整理し...
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新NISA2年目の実像― インフレ時代の資産形成はどこへ向かうのか ―

2024年に始まった新しいNISA制度は、開始からまもなく2年目を迎えました。日本経済新聞によると、2025年のNISA口座を通じた個人投資家の購入額は約12兆6,000億円と、前年より7%増加しています。3%前後のインフレが定着しつつある...
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世界の不安が映し出す商品相場の変調 ― 2025年の総点検と2026年への視点 ―

2025年の商品相場は、世界経済の先行き不安を色濃く映す一年となりました。主要100品目の価格動向を見ると、値上がり・値下がりがほぼ拮抗し、全体としては「軟化傾向」が鮮明になっています。背景にあるのは、米国の関税政策を起点とする世界経済減速...
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静かなる資産逃避に危機意識を持てるか

円安が長期化しています。日本銀行は政策金利を0.75%まで引き上げましたが、為替相場は円高に転じる気配を見せていません。円安の理由としては、日米金利差や金融政策の方向性がよく語られます。しかし、それだけで説明しきれない構造的な変化が、日本経...
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国債は本当に「最も安全」なのか 企業債が国家を上回るとき、金融市場で起きている変化

2025年の金融市場では、これまで当たり前とされてきた「国債は最も安全な資産である」という前提が静かに揺らぎ始めています。米国や欧州を中心に、財政赤字の拡大や政治の不安定化が続くなか、国債よりも高格付け企業が発行する社債の方が「安全」と評価...
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貴金属が示した「分散投資」の現在地――2025年の運用成績から考える資産配分の再点検

2025年のマーケットを振り返ると、資産別の運用成績において際立った存在となったのが貴金属です。金に加え、銀やプラチナが大幅に上昇し、円建てベースでは株式や暗号資産を上回る成績を残しました。一方で、これまで高いリターンを誇ってきた米国株は相...
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長期金利の終着点をどう読むか――「2%超え」に慌てないための視点

2025年12月、日銀は政策金利を0.75%へ引き上げました。これにより10年国債利回りは2%を超え、およそ四半世紀ぶりの水準に達しています。「長期金利が制御不能になるのではないか」「国債の買い手はいなくなるのではないか」といった声も聞かれ...
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日銀ETF政策は市場に何を残したのか――購入の検証から見える「売却」の本当の論点――

日本銀行が保有する上場投資信託(ETF)の売却が、いよいよ現実的な政策課題として浮上しています。日銀は2026年以降、100年以上かけて慎重に売却を進める方針とされていますが、その背景には「市場をかく乱しない」ことへの強い警戒があります。で...
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ゴールド市場の変化――「古い資産」が主役に戻った理由

2025年、金(ゴールド)価格は歴史的な水準に達しました。国際市場では1トロイオンス4000ドルを超え、国内でも金小売価格が1グラム2万円台に乗せています。かつては危機時の避難先と位置づけられてきた金が、いまや若い世代を含む幅広い投資家に選...
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銀価格が原油を逆転した年――中国の脱炭素とデフレが映す構造変化

2025年の国際商品市場では、これまで常識とされてきた価格関係が大きく揺らぎました。象徴的なのが、銀価格が原油価格を上回ったという出来事です。銀1トロイオンスの価格が、原油1バレルの価格を超える水準に達するのは1980年以来、実に45年ぶり...