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日銀は「脱リフレ」を打ち出せるのか――円安と金融政策の2026年

2026年は、日銀にとって「円安との格闘」が避けられない1年になりそうです。高市政権の衆院解散決断をきっかけに、年初から円安が加速しました。昨年末に政策金利を引き上げ、「金利ある世界」へ踏み出した日銀ですが、市場の視線は依然として厳しいまま...
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年金受給前後で「年収の壁」の意味はどう変わるか― 働く前提が変わると、壁の見え方も変わる ―

106万円の壁、130万円の壁は、現役世代の「働き方調整」の文脈で語られることが多い制度です。しかし、年金受給が近づく、あるいは受給が始まると、この二つの壁はまったく違う意味を持ち始めます。それまで意識していた「扶養でいられるか」「手取りが...
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年金世代・50代後半から見た「年収の壁」の考え方― 扶養にこだわるか、社会保険に入るか ―

106万円の壁、130万円の壁は、子育て期や現役世代の話だと思われがちです。しかし実際には、50代後半から年金受給期にかけてこそ、この問題は重くなります。理由は単純です。この年代は、・今後の働き方が限られてくる・年金額がほぼ確定している・社...
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106万円の壁と130万円の壁― 「どちらが重い壁なのか」を整理する ―

「年収の壁」と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのは「106万円」や「130万円」という数字ではないでしょうか。しかし、この二つの壁は似ているようで、意味も影響もまったく異なります。2026年4月から130万円の壁に新方式が導入され、「扶養...
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扶養内パートは本当に「働きやすく」なるのか― 130万円の壁・新方式を冷静に読み解く ―

パートやアルバイトで働く配偶者にとって、「130万円の壁」は長年の悩みの種でした。年末が近づくと残業を断り、勤務日数を減らし、収入を調整する。こうした行動は珍しくありません。2026年4月から、この130万円の壁について「実質的な年収要件の...
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住宅ローンの誤算──教育費と老後が重なるとき、家計に何が起きるのか

住宅ローンは、多くの人にとって人生最大の借入です。低金利が続いた時代には、返済期間を30年、35年と長く設定し、無理のない月額返済で住宅を取得する選択が一般化しました。しかし、借入時点では見えにくかった「その後の人生イベント」が、家計を大き...
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マンション総会の決議ルールが変わります―― 無関心が最大のリスクになる理由

分譲マンションを所有していると、年に一度は管理組合の総会案内が届きます。しかし「忙しいから」「任せているから」と、内容をよく読まずに欠席してしまう人も少なくありません。2026年4月、区分所有法をはじめとするマンション関連法が改正されます。...
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高市財政と「信じない債券市場」 株高・円安・金利上昇が同時に起きる本当の理由

足元の日本市場では、株価が史上最高値圏にある一方で、円安と金利上昇が同時に進行しています。通常であれば、金利が上がれば円は買われやすくなります。しかし今回はそうなっていません。背景には、高市政権の掲げる「責任ある積極財政」をめぐり、株式市場...
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市場の巨象は踊れるか――顧客ファーストで問われる日本企業の次の一手

日本株の上昇が続いています。海外投資家の資金流入や企業統治改革への期待を背景に、株式市場は活況を呈しています。しかし、その株高は日本企業の変化を正しく映しているのでしょうか。米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市では、日本...
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別れた夫婦の年金分割、請求期間が5年に延長されます

熟年離婚や中高年の離婚が珍しくなくなった今、離婚後の老後資金をどう確保するかは大きな課題です。その中でも見落とされがちなのが「年金分割」の手続きです。2026年度から、離婚時の年金分割について、請求できる期間がこれまでの2年から5年へと延長...